DESIGN PREVIEW 著者紹介は仮案 / 日々の記事は実データをもとにした確認用の下書きです
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日々 / DAILY NOTE 01

対象日: · 作成・データ確認:2026.09.14

日経平均は大幅高、それでも全面高ではない。IHIは25日線を試す戻り

日経平均+2.12%、TOPIX+0.55%でも値下がり銘柄が優勢。注目基準に届いた三菱UFJ FGとIHIを、25日線と出来高から見ていきます。

終値データをもとに作成した確認用の下書きです。当日公開した記事ではありません。市場報道・確認できた値動きと、そこからの見立てを区別しています。

この日のTOPIX4,125.80前営業日比 +0.55%

マーケット全体:指数の強さと、広がりの弱さ

9月7日の日経平均は66,399.84円、前営業日比+1,378.90円(+2.12%)。TOPIXは4,125.80、+0.55%でした。日経平均の上昇率がTOPIXを大きく上回る一日です。

大引けの報道では、AI・半導体関連が買われた一方、東証プライムは値上がり633銘柄に対して値下がり885銘柄、変わらず37銘柄。業種では海運や電気機器などが上昇し、銀行や医薬品などは下落しました。指数の大幅高が、そのまま多くの銘柄の上昇を意味したわけではありません。

ここからの見立ては「市場全体が一様に強いというより、買われる分野が偏った相場」です。観察している8銘柄でも上昇は3銘柄にとどまりました。この日に注目基準(前日比±3%以上、またはTOPIXとの差±2ポイント以上)へ届いたのは三菱UFJ FGとIHIの2銘柄です。三菱UFJの下落を個別の悪材料だけで考える前に、銀行業全体の弱さと重ねて見ると、一日の位置づけが分かりやすくなります。

市場概況の出典:日経平均サマリー(9月7日・大引け)/DZH・OANDA東京株式(大引け)9月7日/株探

この日の注目銘柄とTOPIX

観察している8銘柄のうち、注目基準(前日比±3%以上、またはTOPIXとの差±2ポイント以上)に届いた2銘柄を載せています。前営業日は2026-09-04。終値は円、指数との差はパーセントポイントです。

2026-09-07 終値ベースの比較
銘柄終値前日比TOPIXとの差方向
三菱UFJ FG83063,711−1.96%−2.51pt逆方向
IHI70132,730.5+4.04%+3.49pt同方向

25日線から、どのくらい離れている?

TOPIXと、この日の注目銘柄だけを載せています。9月7日を含む直近25営業日(8月3日〜9月7日)の終値単純平均。移動平均は円、TOPIXのみ指数ポイントです。出来高倍率は前営業日比で、25日平均比ではありません。

2026年9月7日時点のチャート上の位置
銘柄・指数25日平均終値の乖離率出来高倍率
TOPIX4,098.72+0.66%
三菱UFJ FG3,606.64+2.89%0.73倍
IHI2,763.70−1.20%1.08倍

TOPIX:25日線の上にはいるが、余裕は大きくない

TOPIX:25日線の上にはいるが、余裕は大きくない。8月25日〜9月7日の日足と25日移動平均線。詳しい数値と見立ては本文に記載。
緑は終値が始値以上、青は始値未満。金色は25日移動平均。株式の下段は出来高(百万株)。出典:Yahoo!ファイナンス時系列から作図。

9月7日までの25営業日の終値を平均すると、TOPIXの25日移動平均は4,098.72でした。終値4,125.80はそこから+0.66%。当日安値4,111.25も上回っており、日足からは25日線を割り込んでから戻した形とは読めません。

見立てとしては、25日線の上を維持しているものの、広い銘柄に買いが及んだとまでは言いにくい状態です。25日線は前営業日の4,093.82から上向いています。次の観察点は、約4,100ポイント近辺を維持できるかと、値上がり銘柄の増加が伴うか。線の位置は翌日も変わるため、固定した下値保証とは扱いません。

IHI:反発はした。ただし25日線の上では引けなかった

IHI:反発はした。ただし25日線の上では引けなかった。8月25日〜9月7日の日足と25日移動平均線。詳しい数値と見立ては本文に記載。
緑は終値が始値以上、青は始値未満。金色は25日移動平均。株式の下段は出来高(百万株)。出典:Yahoo!ファイナンス時系列から作図。

IHIは2,730.5円、前日比+4.04%。TOPIXとの差は+3.49ポイントで、前日比と指数との差の両方で基準を超えました。当日安値は2,666円、高値は2,764円です。25日線は2,763.70円で、日中高値は当日終値で確定した線にほぼ一致しますが、終値は1.20%下です。つまり「25日線で下支えされて反発」ではなく、「下から25日線付近まで戻してきた」と整理するのが自然です。

出来高は13,094,100株で、前営業日の12,152,000株に対して1.08倍。前日より増えていますが、それだけで強い買いが集中したと決め付けるほどの根拠にはしません。また、25日線そのものは前営業日の2,767.58円から低下しています。

ここからは推測です。25日線付近が、いったん戻りを抑える目安になった可能性があります。次に終値で約2,764円付近を越え、出来高も伴って定着するなら、戻りの継続を考えやすくなります。逆に当日安値2,666円を割るなら、この日の反発が続かない可能性を考えたいところです。日足だけでは、移動平均線を意識した注文だったことや、日中の高値・安値の出現順は分かりません。

三菱UFJ:銀行株安の中で下落。ただ、25日線割れではない

三菱UFJ:銀行株安の中で下落。ただ、25日線割れではない。8月25日〜9月7日の日足と25日移動平均線。詳しい数値と見立ては本文に記載。
緑は終値が始値以上、青は始値未満。金色は25日移動平均。株式の下段は出来高(百万株)。出典:Yahoo!ファイナンス時系列から作図。

三菱UFJ FGは3,711円、前日比−1.96%。TOPIXとの差は−2.51ポイントで、下落率そのものより指数との開きで基準に届きました。始値3,760円に対して終値は安値3,706円に近く、日足では戻りの弱さが残りました。一方、25日線は3,606.64円。終値はまだ2.89%上にあり、「25日線を割りそうなところで反発した」と表現する状況ではありません。

銀行業全体も下落したことを踏まえると、個別企業だけの問題ではなく、業種の地合いが重なった可能性があります。ただし、この比較だけで金利や特定のニュースを下落の原因に決めることはできません。

見立てとしては、25日線が上向く中での短期的な弱さです。出来高は前営業日の0.73倍でした。次に安値3,706円付近を保てるか、銀行株全体が落ち着くかを見ます。そこを下回って下落が続く場合に、変動する25日線の水準を改めて確認したいと思います。

次に確かめたいこと:市場の広がりと、戻りの定着

指数だけでなく、値上がり銘柄が増えるかを確認します。IHIは25日線付近を終値で越えられるか、三菱UFJは銀行株とともに落ち着くか。この2点を次の観察メモに残します。

この記事の見立てには9月7日までの価格だけを使い、9月8日以降の結果は判断材料に入れていません。移動平均線は過去の価格をならした目安です。線に触れたことだけで買い手・売り手の意図や、次の日の反発を確定することはできません。

比較の方法と読み方

前日比は「当日終値 ÷ 前営業日終値 − 1」、指数との差は「銘柄の前日比 − TOPIXの前日比」で計算しました。判定は丸める前の値で行い、表示は小数点以下2桁です。±3%・±2ポイントという目安は、この連載のための便宜的な基準であり、投資判断の基準ではありません。本文と表では、この基準に届いた銘柄だけを取り上げています。届かなかった銘柄も終値は確認しており、出典は下にまとめています。

配当を含まない終値の比較です。参照した8銘柄の対象期間では終値と調整後終値が一致しています。同方向は騰落の符号が同じという意味で、統計的な相関や因果関係を示しません。TOPIXへの採用有無にかかわらず、市場全体を見る共通の比較対象として使用しています。

25日線は各日を含む25営業日の終値単純平均です。当日高値・安値との比較には、当日終値で確定した線を使っています。取引時間中の移動平均線の変化や、注文の意図を再現したものではありません。計算用に7月17日〜9月7日の35営業日を保存し、9月8日以降の価格を除外しました。対象期間の株式の終値と調整後終値の一致を確認しています。

観察銘柄と出典・確認日

この連載で観察している8銘柄と、比較に使うTOPIXの一覧です。株価・指数の出典はYahoo!ファイナンスの時系列ページで、2026年9月14日に9月4日〜11日の該当行を確認しました。東京海上HD(8766)は、安定して利益を上げているバリュー株として観察対象に加えた銘柄です。ページは更新されるため、対象日を指定してご確認ください。

チャート・移動平均の追加確認:2026年9月14日。市場概況は9月7日の大引け報道、価格は各時系列ページの1・2ページ目を使用しています。

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